2.体調異常,緊急入院,膵臓がん発見,余命告知,自宅療養のための退院(2014年12月18日~12月29日)
 

 22日に緊急入院しました。そして,26日に家内はすい臓がんで余命は抗がん剤治療が出来なければ最長3ケ月,抗がん剤治療が出来ても最長6カ月の告知を受けました。そして,がんとの苦しい戦いが始まりました。
妻不調訴えしにも胃炎だと投薬せしは医師の誤診ぞ 12月15日
帰宅して直ぐにベッドに倒れこむ 元気印の妻はいずこに 12月19日
居間にいて顔色悪く食細し 苦しむ妻を扶くすべなし 12月21日
床に伏し「すみません」と言う妻は 病になりし謝りなりや 12月21日
主治医より検査結果を聞く覚悟あるかと言われ悟る病状 12月22日
手術後の妻の感謝の言葉「ありがとう」告げられし吾奇跡信じて 12月22日
我が家には「いつ帰れる」と聞きし妻「判りません」と医師は言いたり
 妻は早速自宅帰りたくなったのですが,この症状では連れて帰ることができないのです。
12月23日
重篤な病に臥せる妻案じ吾も食欲なくする弱さ 12月23日
去年まで共に祝いし日なれど今日はさみしきクリスマスイブ 12月24日
病室で静かに眠る我妻はやせ細りして哀れさ募る 12月25日
妻からの「欲しい」と求む ものあらば何でも買うぞ病に対抗 12月25日
一人にてコンビニにいく体力が妻にできたと嬉しくなりし 12月26日
看護師に30日に退院と言われし裏を妻は知りえじ 12月26日
主治医から「妻の腫瘍はすい臓がん」 淡々と言う言葉は重し 12月26日
医師よりの説明聴いて妻の癌 無知な吾には治ると思い 12月26日
主治医から吾一人にと告げられし 妻の余命は短すぎるぞ 12月26日
医師が言う妻の余命は短すぎ吾一人耐う限界超えし 12月26日
この妻が吾より先に亡くなると思いたくなく愛しさ増せり 12月26日
余命知り妻への対処如何にせん小心な吾心狂わせ 12月26日
自分より元気な妻がなぜ癌に この世の非情嘆けど空し 12月26日
妻の癌告げられし日は衝撃でわが精神は地獄の底に 12月26日
先ず吾をいかに納得させるかと妻の余命を悲しみ悩み 12月27日
妻の死期”しゃぁないやんか”と自(おのず)から納得させて覚悟を決める
 短すぎる妻の余命を受け入れることが出来ず,どうしようと考えて,考え抜いた後に答えが判らず,自身を”しゃぁないやんか”(仕方がない)と無理やり納得させる以外に術がなかった。
12月27日
退院し早速外出考える 妻の気持ちは哀れでならず 12月27日
今日の妻自力で歩け顔色も普通に戻り庭園散歩す 12月27日
妻余命告げれぬ吾の胸の内 心は耐えて顔は平静 12月29日
叔父や叔母吾を励ます電話あり その声聞きて涙がおつる 12月29日
退院し妻の喜ぶ顔を見てガンでなけりゃと思いたくなり 12月29日
退院し妻が作りし夕餉食べ つくづく思うその有り難さ 12月29日

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