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5月14日(日):晴れ
 5時に戸隠高原の森林植物園に到着。昨夜心配していた天気も「晴れ」に変わっていました。既に駐車場は徹夜組(東京等より車でここまで来て仮眠をとる。)等でほぼ満車状態でした。車を降りると「寒い!」。昨夜残雪があることに気付いたのでスポーツシャツを2枚着込み,毛糸のベストを着,薄手のジャンパーを着たのですが未だ冬の状態です。
 カメラを担いで植物園内に入り,先ずはミソサザイを探すため小鳥の小道,水芭蕉の小道を歩きましたが,目にしたのはシジュウカラ,アカハラ,キビタキで目的のミソサザイは10日ほど早かったようです。
 撮影意欲が沸く野鳥が見つからないので咲き始めた水芭蕉でもと花の撮影に変わりました。
 7時ぐらいになると多くのバードウオッチャーで繁います。人だかりが出来ているので珍しい野鳥でもいるのかと訊ねると「シジュウカラ」,「キビタキ」,「オオルリ」,「アオジ」等の答えが返ってきます。「何だ!ショウムナ」と心の中で思いその場を去ります。(これまでかなりの種類の野鳥を撮影してきたので触手が沸きませんが,バードウオッチャーの方は可愛い小鳥を見ることで心を癒されているのでしょう。)
 ここで,これからの撮影は風景にとけ込んだ野鳥撮影をしようとする思いを失念しており,珍鳥や初見の鳥ばかりを追いかけている自分に気付きませんでした。
 7時過ぎに全員(7名)が植物園入口広場に集まり「珍しい鳥が居ませんね」の言葉が出てきます。
 戸隠高原では最低でもオオアカゲラか,アカゲラを撮影したかったのですが,これまで目にしていません。(撮影された方もいるのに)側の木に金剛山でお馴染みのゴジュウカラが3羽程度居たので撮影しました。帰宅後確認するとピンボケや後ろ姿等でまともな写真はありません。いつまで経っても撮影はヘタクソです。
 7:30 次に見つけたのはコガラです。ヤマガラは目にしませんでしたが,ここは山なのでカラ軍団が多いようです。
 その後初見の野鳥を探して歩き回りますが出逢いがありません。ホテルに朝食を8:30に頼んでいたので駐車場に戻りました。その時,目先の枝にアカゲラの雌が止まりました。当然連写です。想像通り綺麗な鳥で赤色が鮮やかです。
 飛び去った後,同行のM好さんがアオゲラが飛び込んだ巣穴を見られました。
 もう朝食どころではありません。(後で,ホテルの帰ると「せっかく朝食の準備をして待っていたのに。帰ってこられないのなら電話の1本でも下さいと」と叱られました。我々の常識のない行動は野鳥病の為?反省。)巣穴を発見すれば必ず雄も現れるはずです。8:25巣穴から首を出すアカゲラノ雌です。
 駐車場から巣穴を狙っていたので後ろ姿が多くなります。また,距離も相当離れています。これも雌です。
 アカゲラと同じ白樺の木にコムクドリも巣を作っていたようですが,この後見かけなくなりましたのでアカゲラに追い出された?
 9:20やっとアカゲラノ雄が飛んできました。沢山撮影したのですが,隠れて全身が写ったのはこれだけでした。その後,雄は雌と交代で巣穴に入りました。
 暫く待ったのですが,巣穴から出る様子がないので,再び植物園内を探鳥しました。しかし,花以外1枚も撮影できません。11時前にせっかく戸隠に来たのだから蕎麦でも食べようと早めの昼食を取ることにしました。今日は日曜日でハイキング,探鳥と多くの方が車やバスで来られていました。
 昼食後,鳥が出ないので観光でもとM山さんの提案で鏡池に行きました。
 其処は池の水面に山が映り非常に綺麗な場所です。山には残雪が残り,桜も咲いており趣があります。しかし,持参したレンズは野鳥撮影用の300mmと500mmの単焦点レンズだけです。広角レンズにPLフィルターを装着すれば綺麗な風景写真が撮れたのに残念でした。
 その後ホテルに戻り仮眠組のM山さん達(4名)は入浴後,昼寝されることになりました。
 宿泊組の3名は再びアオゲラ撮影に植物園の駐車場に戻りました。
 今度は巣穴を側面から狙おうと,3人で駐車場にあるトイレの裏に廻りました。レンズを巣穴に向けて待っていると,カメラマンが「何か出るのですか?」と聞きに来ます。アカゲラの巣を狙っていると応えると沢山のカメラマンが集まるので,「何かでないかと待っています」と応えていました。
 雌が来ました。雄と入れ替わるようです。なお,昼過ぎから薄雲が出だし,光線も悪いので背景がぱっとしません。
 雄が来ました。雌と入れ替わると思ったのですが2羽とも飛び去りました。まさか我々が巣穴を狙っているので巣を放棄したのでは?
 3時ぐらいまで待ったのですが,戻ってくる様子がないのでホテルに引き上げることにしました。
 「戸隠高原ホテル」の夕食はすごいです。食べきれないほどの料理が次から次へと出てきます。私を除く6名の方はビールやお酒で上機嫌ですが,私は酔っぱらいの付き合いが苦手なので早めに退散しました。